茨城県関連企業・団体新年展望
2025
地域の未来支える企業へ
NTT東日本㈱茨城支店
支店長 松木 裕人氏
昨年も能登半島地震に始まり、台風などによる自然災害が各地で発生してしまいました。被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げます。日本の通信インフラを守る会社として、全国のNTTグループ各社・通信建設会社が現地参集し、被災した通信設備の復旧を行いました。昨年は茨城県下においても、災害時の迅速な復旧活動を進めるための協定を自治体様と締結するなど、地域基盤を守る通信事業者としての下地作りをより強化する活動を行ってきました。また、身近なICT企業としてメタバースやDXのご提供などや伴走支援による「地域」の課題解決と価値創造・レジリエンス向上にも取り組んでまいりました。
ICTの国際競争、環境問題、物価の高騰、労働力不足などに対応するために、デジタル技術の重要性がますます増し、経済・地方自治のあらゆる面で構造的な変化が求められ、DXによる解決や変化に対応できる人材の育成が不可欠になると考えています。
こうした変化に併せて、NTTグループとしても生成AIの一種である独自LLM「Tsuzumi」のリリースを開始するなど、長年培った技術・経験を皆さまに還元し、DXによる効率化やまちづくり、それを支える人材育成などの取り組みをさらに加速してまいります。そして、持続可能な循環型社会を実現する「SOCIAL INNOVATIONパートナー」として、茨城の皆さまに寄り添い続ける会社でありたいと思っています。 また、「つなぐ使命」を遂行すべく、災害時に備えた対策を継続して実施し、人と人とがいつでもどこでもつながることができる通信インフラの提供を担い続けます。
水戸市北見町 8-8 私たちは安定した通信サービスの提供に加え、「地域」に根差したネットワークとエンジニアリング力を活用し、未来の地域社会の実現に貢献します。
http://www.ntt-east.co.jp/ibaraki/index.html
茨 城 新 聞 社