茨城県関連企業・団体新年展望

2026

つくば初、介護医療院開設

いちはら病院
医療法人健佑会 理事長 市原琢己

日本の急速な高齢化と地域医療体制の再構築が求められる中、私たち医療法人も大きな転換期にあると実感しています。高齢化や働き方改革、物価高騰など課題は多いものの、地域に寄り添う法人として果たすべき役割はより明確になってきており、その重責を改めて感じる日々です。

当院では、県内で初めて整形外科手術支援ロボット「ROSA」を導入し、「つくば人工関節センター」を開設しました。また先進的な再生医療関連設備を整え、整形外科領域の治療水準向上に努めています。グループ内には介護施設や障害者支援施設を備え、医療と福祉が連携して支え合う体制づくりも着実に進めてきました。

こうした中、当院は病床運用の見直しを行い、地域からの需要に応じた受け入れ体制の強化を図っています。さらに今年秋には、つくば市で初めてとなる介護医療院(定員48人)を開設する予定です。医療と生活支援を同時に必要とする高齢者が長期に安心して療養できる環境を整え、在宅医療と介護の中間拠点として、移行支援や看(み)取りを含む切れ目のない支援に取り組んでまいります。こうした取り組みは、地域包括ケアのさらなる充実にも大きく寄与すると考えています。

医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展により、電子カルテや検診情報の共有が進み、医療の質と安全性の向上が期待されています。こうした変化を柔軟に受け入れ、職員が心身ともに健康に働ける環境を整え、地域に信頼される医療を提供することが私たちの責務です。

健佑会はこれからも地域とともに歩み、持続可能な医療と介護の構築に力を注いでいきます。


いちはら病院 つくば市大曽根3681
「医療」「介護」「福祉」を提供するいちはらメディカルグループの中核として、整形外科、内科、リハビリテーションを中心に運営


https://ichihara-hospital.or.jp/

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