2026年度県政の焦点

立地推進部長 池田正明さん

高付加価値産業に力

いけだまさあき1990年入庁。資源循環推進課長、土木部都市局長、土木部次長を経て、2025年4月から現職。58歳。

-企業立地の状況は。

 本県の立地優位性を多くの企業の皆さまから評価いただき、2024年には県外企業立地件数が8年連続で全国1位になるなど、全国に誇る実績を積み重ねている。

 今年3月には本県ゆかりの企業であり半導体材料で世界トップクラスのシェアを誇るJX金属で、常陸那珂工業団地拡張地区を含めた約32ヘクタールの一部に新工場が竣工(しゅんこう)した。今後、本社機能の一部移転も含めた先端素材分野における製造・開発の中核拠点化や、雇用の創出と合わせて、本県の経済を力強くけん引していただくことを期待している。

-今後の企業誘致活動は。

 目まぐるしく変化する社会経済情勢を的確に捉えながら、今後も成長が期待される半導体や次世代自動車関連などの高付加価値な産業の本社機能や研究開発拠点、生産拠点の誘致に取り組み、若者に魅力ある雇用の創出を図っていく。

 また、県内に大きな経済波及を生み出し、産業集積や雇用の好循環の核となるグローバル企業のフラッグシップ(主力)拠点などの誘致に向けて、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)沿線地域の中でも立地優位性の高い阿見実穀地区で、県施行による新たな産業用地の整備を推進していく。

 人口減少が進む中、県民をはじめ、多くの方に働く場として本県を選んでいただけるよう、関係部局とも連携し、本県の雇用拡大に向け企業の誘致に全力で取り組んでいく。

 また、つくばエクスプレス(TX)沿線でも、事業用地、住宅地の整備・販売を着実に進め、魅力あるまちづくりを進めていく。

 今後も1社でも多くの優良企業の誘致を進め、県内における設備投資や雇用の創出を図り、地域経済の持続的な発展につなげていきたい。