茨城県関連企業・団体新年展望
2025
スポーツの力、ビジネスに
関彰商事㈱
代表取締役社長 関 正樹氏
昨年は、社員がパリ五輪とパラリンピックに出場し、野球部が天皇杯、国民スポーツ大会に出場するなど、仕事とスポーツを両立する社員の活躍が目立った1年でした。スポーツの持つ力を実感するとともにスポーツビジネスの大きな可能性を感じました。現在、筑波大の敷地内に整備を進めている室内練習場は、その可能性を示す施設として大いに期待しているところです。
深刻化している人材問題を解消するため、2016年からベトナムで開催している「ジョブフェア」を昨年、インドでも初めて開催いたしました。その際、私も現地に行き日本で働きたい学生が非常に多いということを実感しました。日本では、採用難による人材不足がさらに加速すると予想しています。今後、インドでの現地法人の設立を検討するなど、インドとの連携をさらに深めていきたいと考えています。
また、カーボンニュートラルやSDGs(持続可能な開発目標)への対策は、昨今の世界的な気候変動の影響を見ても避けて通れない喫緊の課題です。今年は、事業を通して環境問題に対応する社会貢献活動を積極的に行っていきたいと考えています。また、茨城大をはじめとする地域大学との連携を深めていくほか、ウェルビーイングやリカレント教育についても継続的に取り組みを進めていきます。
弊社がスローガンとして掲げてきた「自立と交流」も社内に浸透してきました。その質を上げて「お客さまの悩みを解決し、お客さまが描いている将来像を一緒に創っていく」ために、弊社の強みである総合力を発揮し、取り組んでまいりたいと考えています。
下館本社(筑西市一本松)/つくば本社(つくば市二の宮) 事業内容/エネルギー、自動車、IT、DX、総合設備工事、携帯電話、コンビニエンスストア、人材サービス、介護・福祉、保育など
茨 城 新 聞 社