茨城県関連企業・団体新年展望

2026

環境と循環型社会に貢献

一般社団法人茨城県産業資源循環協会
会長 沼田元良

循環型社会の実現は、わが国の最重要課題の一つです。国は、これを国家戦略に位置付け、カーボンニュートラルの達成や生物多様性の保全、経済安全保障への貢献、産業競争力の強化、雇用の創出、地域経済の活性化の有望な解決策であるとし、従来の天然資源から大量生産し、大量消費・大量廃棄する線形経済から、資源や製品を経済活動の様々な段階で循環させて資源効率性を上げ、資源採取やエネルギー消費、廃棄を抑える循環型経済を目指しています。

昨年は、再資源化事業等高度化法が施行されました。この法律は、資源循環と再生材の利用拡大を徹底しようとするものです。当業界では、これまでも産業廃棄物の適正処理と再資源化に取り組んでまいりました。循環型社会の実現に向け、その中核となるのがわれわれ産業廃棄物処理業者です。一方、他の業界から資源循環分野への参入が既に進んでおり、新たな法律の施行により、新規参入の動きは加速することが予想されます。  

今後は、この分野への新規参入者との連携や健全な競争を通じて、循環型社会に貢献していかなければなりません。そのためにも、当協会の役割は、より重要になってまいります。各種研修や分野ごとの部会等の活動を強化し、会員の経営に役立つ最新情報等の提供に努めていきます。その他にも熱中症予防対策や労働者不足など、業界の課題は多岐にわたります。

変化に対応できるものが生き残ると言われます。協会としても時代や社会の変化に対応するため、残すべきものは残し、変えるものは変える改革を進めてまいります。循環型社会の中核として、会員企業とともに誇りをもって進んでまいります。


産業廃棄物の適正処理と再生資源の利用促進を図るため普及啓発、調査研究、相談指導等を行う。会員529社。所在地:水戸市笠原町978-25 茨城県開発公社ビル4階 ☎029(301)7111


https://www.ibaraki-sanpaikyo.or.jp/

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