
茨城県関連企業・団体新年展望

2026

EVやPEVの魅力発信
茨城県自動車販売店協会
会長 加藤敏彦氏

昨年度の自動車販売は一昨年の型式認証不正や一部サプライチェーンの混乱による低迷から回復しつつあるものの、中長期的には少子高齢化や若者の車離れ、カーシェアリングなどにより減少傾向が続くと予測されます。今年期待されるガソリン暫定税率の廃止などの物価対策は自動車業界にとって追い風でもありますが、新車の国内市場は代替中心の成熟マーケットになっており、新車販売だけでは十分な利益確保が難しい状況です。中古車販売、点検や整備などのアフターサービス保険、クレジットやリースの金融商品などからの収益をさらに強化する必要があります。
また、デジタル化への対応も急務です。情報発信や商談、注文の過程でWEBを活用しオンラインでの受注にも対応しなければなりません。バックオフィスのデジタル化も生産性を向上させるための重要な取り組みです。
一方、人材確保は大変厳しい状況にあります。特に整備職は外国人や高校生の採用を視野に入れる必要があり、人材育成方法も重要です。職場見学や就業体験で魅力的な職場をPRするのも大切です。
環境性能割は今年3月、エコカー減税は4月に満期を迎えます。国交省の体制変更を契機に性能割の廃止や減税の延長を求め政府与党へ申し入れるとともに、業界団体と連携し自動車ユーザーの負担軽減や税体系の簡素化を実現していかなければなりません。
今年も自動車事故・盗難防止を推進し、引き続きカーボンニュートラルの実現に取り組みます。今年は多くのメーカーでEVやPEVが発売されます。販売店ではお客さまに加速・エネルギー効率の良さ、蓄電能力の活用などの魅力を伝えたいと考えています。

水戸市住吉町292-5 ☎ 029(247)4860 自動車の検査・登録申請業務円滑化、自動車販売業の過当競争排除の推進、統計作成、広報活動。会員51社
http://www.ibajihan.jp/index.html

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