茨城県関連企業・団体新年展望

2026

「昭和101年」社会状況再考

沼尻産業㈱
代表取締役社長 沼尻年正

昨年は水戸で長い歴史を誇る茨城倉庫㈱が当社グループに加わりました。また、つくばメディカルロジスティクスセンター第2期が竣工し、医薬品物流において成田空港を活用した国際物流拠点が整いました。設立4年目を迎える「沼尻みらい子ども育成財団」も一昨年に公益認定を受け、昨年は県内の多くの子どもたちに返済不要の給付を行うことができ、非常に実り多い1年となりました。

今年は「昭和101年」に当たります。最近では新聞や雑誌、歌番組に至るまで昭和を回顧する特集が組まれています。昭和は多くの発明や生活インフラが整い、人々の暮らしを豊かにした時代でした。しかし100年後の「昭和200年」には、わが国の人口が急速に減少し、「日本人の人口が8割減る(総人口2871万人)」との衝撃的な予測が報告されています。 

われわれは昭和の豊かな時代を背景に、恵まれた環境で歩んできました。今後は現状維持すら難しい時代が始まります。明確な答えはなくとも、「グローバルに発想し、ドメスティックに考える」ことがより重要です。若者は海外で経験を積み、経営者は世界を視野に日本を外から見つめることが求められます。

国内事業では「量を追うのか、質を追うのか」優先順位を明確に付けることも必要です。100年先の未来からカウントバックし、社会と企業のあり方を考えることが、まさに今年「昭和101年」ではないかと感じます。

当社はこれからも持続可能な社会の実現を目指し、「物流で人々を幸せに。」のミッションのもと、高品質な物流サービスの提供、環境への配慮、地域社会貢献を通じて人々の幸せを追求してまいります。


つくば市榎戸783-12 ☎029(837)1501
創業/ 1962(昭和37)年 事業内容/つくば市を中心に31カ所、7万坪以上の物流センターを運営する総合物流企業。


https://www.numajiri.co.jp/

茨 城 新 聞 社