
茨城県関連企業・団体新年展望

2026

企業価値の向上を目指す
㈱常陽銀行
取締役頭取 秋野哲也氏

昨年4月から第4次グループ中期経営計画を開始し、社会的価値と経済的価値の双方を創出することで、持続可能な地域社会の実現と企業価値の向上を目指し、取り組んでいます。県内経済は設備投資や個人消費に支えられ、緩やかに回復してきましたが、物価高や円安、海外経済動向などが企業や家計に与える影響を引き続き注視する必要があります。金融市場では、日経平均株価の急騰や金利上昇により、銀行業界にとっては収益改善の追い風となった一方で、企業の資金調達コスト増加への対応など、構造的な課題への取り組みも求められた一年でした。
本年は「午年」、さらに60年に一度の「丙午(ひのえうま)」に当たります。「丙午」には「情熱と行動力で突き進む」という意味が込められています。経済環境の変化や政策金利の引き上げなど、不透明な状況が続くことが予想されますが、熱意と行動力を持って、お客さまの持続的な成長に貢献してまいります。第4次グループ中期経営計画における「社会課題解決戦略」「事業ポートフォリオ戦略」「経営基盤強靭化戦略」の三つの基本戦略のもと、コンサルティング機能の強化やDXによる付加価値の創出などを通じて、企業価値の向上を図ってまいります。
当行は昨年、創立90周年を迎えました。これまでのご愛顧とご支援に感謝申し上げますとともに、今後ともお客さま、地域の皆さま、株主の皆さまのご期待にお応えできるよう、グループの創意を結集し、地域の豊かな未来の創造にまい進する所存です。皆さまにとって本年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。

水戸市南町2-5-5 ☎029-231-2151㈹ 1935年7月30日創立。国内181店舗。2016年10月、足利ホールディングスと経営統合し、めぶきフィナンシャルグループ発足。

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