
茨城県関連企業・団体新年展望

2026

企業と労働者を積極支援
茨城県社会保険労務士会
会長 木村薫氏

昨年は、物価高や最低賃金の上昇などによる人件費の高騰、人手不足など、中小企業や小規模事業者においては経営環境が厳しい年でした。
そのような状況下、社労士会では、中小企業等の支援を行うためにさまざまな事業を展開しています。働き方改革については、国の委託を受けて働き方改革推進支援センターを設置し、中小企業の労務問題について無料で相談対応を行い、労務関連のセミナーを開催しました。
組織的活動としては着実に発展を遂げた、充実した1年となりました。最低賃金の上昇が企業経営に影響を及ぼす中、国や県がさまざまな施策を打ち出していますが、その支援を社労士会が行っています。昨年は県内5カ所で説明会や相談会を開催しました。今後も継続してサポートの提供を行います。
そのほか無料相談窓口(総合労働相談所)を増設し、県内8カ所で、職場での悩み事に対面で相談を行っています。相談者に寄り添った対応をしていますのでぜひご利用ください。
また、県や市町村からの委託で社会保険労務士が、公共事業や指定管理者として業務を行う企業に対し、労働関係法令が守られているか、適正な職場環境が維持されているかを確認する「労働条件審査」を推進しています。働く人材の定着を図り、生産性の向上を目指すために各自治体に導入していただいています。
われわれ社労士会は、「人を大切にする企業」づくりから「人を大切にする社会」の実現に向かって、地域に根ざした活動を進め、中小企業、小規模事業者や労働者が安心して働ける社会の実現を目指し、全力で取り組んでまいります。

水戸市河和田1-2470-2 現在約540名の会員が所属し、労働・社会保険関係手続業務、企業への指導や労働者の福祉の向上に向けた取り組みに貢献

茨 城 新 聞 社