茨城県関連企業・団体新年展望
2025
太陽光パネル、広域で再生
関東道路㈱
代表取締役 武藤正浩氏
昨年は、大きな表彰を二つ頂きました。一つ目は、県が進める「リスキリングプロジェクト」でリスキリング推進企業宣言を行った結果獲得した、リスキリング先進企業「ベストプラクティス企業」です。就労人口が減る中で個々の能力アップを成し遂げるためにリスキリングで人材育成強化を図ってきました。二つ目は、県産業安全衛生大会において頂いた「茨城労働局長表彰奨励賞」です。この表彰は上場企業や大手企業の支社・工場が受賞する中、唯一地場企業として賞を得ました。長年の労働安全衛生への取組みが認められた結果と思います。人材育成と安全衛生は、企業力アップには絶対に欠かす事ができず、弊社にとって心強い受賞となりました。
今年も円安、物価高騰が続くと想定されます。部材や原料の調達コストが上がる中、DX(デジタルトランスフォーメーション)による効率的な管理が一つのキーになる事は間違いないでしょう。
弊社の特許「ソーラーパネルリサイクルプラットフォーム(SRP)」を中心に、2021年からスタートした環境DX事業は、茨城県、栃木県、埼玉県とのネットワークが拡大してきており、北関東を中心としたSRP参加企業と事業連携を進め、太陽光リサイクルから再エネ推進へと幅を広げていきます。
県内のある自治体が進める「ゼロカーボンシティ実現に向けたプロジェクト」に弊社のSRPも参加しており、廃棄される太陽光パネルリサイクルの広域的な受け皿として確実なリサイクルと不法投棄予防を実現します。このプロジェクトは、県内の他の自治体にも働きかけており、各地域での環境対策とゼロカーボンを広げて行きます。
本社/筑西市下川島635 栃木支店/栃木県壬生町中央町13-15 事業内容/建設業(土木・舗装)、リサイクル業、製造業など
茨 城 新 聞 社