茨城県関連企業・団体新年展望

2026

変化を恐れずチャレンジ

関東総業㈱
代表取締役社長 安達寛人

2025年は、物流業界にとって「2024年問題」の大きな壁を乗り越え、新たな標準を模索する1年でした。県南地域の取手市に拠点を置く弊社も、労働時間の適正化と輸送品質の両立に奔走しました。荷主企業の皆さまのご理解による価格改定や、荷待ち時間の削減、輸送効率化といったポジティブな成果が出始めた一方で、世界的なインフレと円安による不安定な経済状況、深刻な若手ドライバー不足は、依然として経営の大きな課題となっています。

来たる26年、物流業界はさらなる転換期を迎えます。4月に本格施行される「改正物流効率化法」により、一定規模以上の事業者に対して物流効率化の義務が課されるためです。これは単なる規制強化ではなく、商慣行を見直し、物流を「コスト」から「価値」へと転換させる絶好の機会と捉えております。

弊社は現在、約1万坪の倉庫と約100台の車両を日々稼働させています。26年に向けた最大の目標は、これら自社アセットを最大限に活用した物流システムの確立です。DXをさらに推進し、効率的な輸送と保管を実現するとともに、都心へのアクセスの良さという優位性を生かした拠点機能を強化していきます。また、全国への中継輸送のハブ機能をより拡大し、弊社の提供する物流価値を高めていきたいと考えています。

物流は経済のライフラインです。その流れを止めないためには、自社のみの最適化にとどまらず、荷主さまや協力会社の方々と深いパートナーシップを築き、互いに変化を恐れずチャレンジしていくことが不可欠です。26年も地域から信頼される物流企業として、茨城から持続可能な物流を目指してまいります。


取手市を拠点とする物流企業。県南地域にて約1万坪の倉庫を中心に物流事業を展開。東京、千葉、茨城を中心に、グループ会社とともに関西や東北まで幅広く車両を運行


http://www.sogyonet.co.jp/

茨 城 新 聞 社